シマユムタ

 今日は鹿児島県立図書館で「方言の日 おはなし会」というのがありました。ラジオで紹介されていたので時間が合えば聴きたいなぁと思っていましたが、やっぱり絶対に行きたいと思い直し数日前に申し込みをしておきました。
受付で資料をいただき始まるまで目を通していましたが「難しいなぁ」という気持ちと「楽しみ、早く聴いてみたい」とワクワクする気持ちでした。
始まると照明や音響で雰囲気を盛り上げ、時々笑い声も混じり楽しい時間があっという間に過ぎていきました。

シマユムタ(シマのことば)による昔話を6つ聴きましたが、鈴木 るり子さんの実体験を交えた話や、昇 喜代子さんの島唄もあり、もっともっとシマのことばを教えて欲しいなぁと思いました。
以下は「フトゥバ」とネット検索をして出てきた記事を載せます。(ソトコトより)

「方言の日」の由来
「方言の日」は、鹿児島県の大島地区文化協会連絡協議会が、衰退しつつある奄美方言を保存・伝承する目的で定めたものです。与論島では方言が「ユンヌフトゥバ(与論の言葉)」と呼ばれることから、2(フ)10(トゥ)8(バ)で2月18日が方言の日になりました。大島地区では、奄美方言が受け継がれるようさまざまな広報活動をしています。ちなみに、2009年2月、奄美方言はユネスコにより消滅危機言語の「危険」に分類されています。

大島地区は、奄美大島はじめ数々の島でなっていますが、各島ごとに「方言の日」の呼称が異なります。
奄美では「シマユムタの日」「シマクトゥバの日」「シマグチの日」
喜界島では「シマユミタの日」
徳之島では「シマグチの日」「シマユミィタの日」
沖永良部島では「島ムニの日」
与論島では「ユンヌフトゥバの日」

頭が島口でいっぱいになって家に帰り着くと、北海道から贈り物が届いていました
お客様からです。4月に御来島されるそうです。

「シマユムタ」への3件のフィードバック

  1. こんばんは
    シマグチに関する懐かしい思ひ出。
    1. 「ありがっさまりょーた」を初めて教えてくれたのは智章さん。 2. 雅樹さんの「さだいぐま(佐大熊)」を「兄貴、違う『サディグァマ』じゃ」と訂正していた智章さん。 3. 「のみしゃん(野見山)」と発音した私を「今は『のみやま』なのに偉い」と褒めてくれたのは他のお客さんだったか・・。 全部20年くらい前かな?変な事が記憶に残ります。

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  2. 山田さま
    コメントありがとうございます
    私は結婚するとき「島の言葉は覚えなくていい。」 「知ったふりして使うな。目上の人に失礼になる。」とか言われました。
    でも島に来る前から島唄が好きで東京や愛媛に唄者が出る催し物を見に行ったりしていましたから自然と耳には島の言葉が入ってきていました。また島の風景も大好きで大阪の箕面で別府亮さんの写真展があったら行ったり、島の料理を口にすることも多かったです。
    だから覚えるのではなくて自然に生活の中で使われていることは聞いて意味がわかるといいなぁ~と思います。最近はラジオをよく聴いているので「るり子ねぇのシマユムタ」が少し楽しめるようになった気がします。

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    • 追伸
      関西移住にあたり「変な関西弁とか使うと嫌われるで」と注意されたのと同じな。埼玉人の誇りがあるんで意地でも関東言葉だけど、播磨弁もうつっちゃって困り中。 奄美の縁も長いんで「ち」はたまに出ます。あれもシマグチの内なのか微妙ですけど。

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