むかし あんとろなん あんまとぅじゅぬ すどぅたんちょ
>昔 あるところに おじいちゃんとおばあちゃんが 住んでいました
あんまや ごぅち せんたくしーが じゅや やまかち きーきりが いきゅたん
>おばあちゃんは 川へ 洗濯に おじいちゃんは やまへ 木を切りに いきました
あんまぬ ごぅち せんたく しゅたんとぅろ ふとぅかん ももぬ
>おばあちゃんが 川で 洗濯していた所 大きな ももが
どんぶりこ どんぶりこ ちながれてぃ きゅたん
>どんぶりこ どんぶりこ と流れて 来ました
あんまや たまがりつきてぃ いすでぃ ももば ひるたんち
>おばあちゃんは びっくりして 急いで ももを 拾いました
あんまや うりば もちけぇり じゅち みせたんとぅろ
>おばあちゃんは それを 持って帰り おじいちゃんに 見せたところ
はげー かしがり まさそなん ももや ひっく かでぃんにょ ちし
>すごい こんなに 美味しそうな 桃は 早く 食べてみよう と言って
ほうちょし きりゅたんちょ しゃんとろが じっき なかなん
>包丁で 切りました すると なんと なかから
ちーば かぶたん いんがのくゎの もーりしゅたんち
>血を かぶった 男の子が 死んでいました
じゅや なやでぃ はげ~ なりっくぁ かげんし きりば いっちゃたや~
>おじいちゃんは なやみ あーあ もうちょっと 加減をして きれば よかったな~
ちし たりし きもちゃげしゃちし むる なしゃんち だんば ももや むる まさちし
>といって 二人で かわいそうだと 大変 泣いたそうです しかし 桃は とても 美味しいと言って
たりし あんかり かだんち どうかどうか
>二人で 全部 食べたそうです めでたしめでたし(?)
あややー……